LEDへの交換、間違えると火災に
一般照明用蛍光ランプの製造及び輸入は、2027年末までに段階的に廃止されます。これにより、既設照明のLED化が進んでいますが、方法を間違えると出火する危険があります。
ここでは、不適切な交換をしたことによる事故事例を3つ紹介します。
照明器具とランプの組み合わせが不適切であったために出火した事例
グロースターター式の照明器具には工事することなく取付可能なLEDランプを、インバーター式の照明器具に接続して使用したため、異常発熱して出火したもの。
必要な工事をしなかったため出火した事例
ラピッドスタート式の蛍光灯器具に、安定期を取り外す工事をせずにそのままLEDランプを取り付けて使用していたために、ショートし、出火したもの。
取付手順を間違えたことにより出火した事例
グロースターター式の蛍光灯器具にLEDランプを装着する際、グローランプ(点灯管)を取り外さなかったために異常発熱し、出火したもの。